ここがヘイスティング・・・

翌日。

いよいよ一人で登校する時が来た。

もうバス停の位置は把握してあるから大丈夫。

あとは「STOP」表示の仕方を覚えれば完璧。

私はバスへ乗り込むと、乗客の動作を観察する。

すると、バス側面に張り巡らされている「ヒモ」をみんな引っ張っている。

それを引っ張ると「STOP」の意思表示ができるらしい。

なんだ、簡単ね。

問題解決。

ところで昨日気になったんだけど、やたらホームレスの多いゾーンがある。

そこにはもう、いかにも不衛生な格好をした人々が大勢群れているのだ。

そこで停まると、でっかい缶袋を持ってホームレスが乗ってくる。

なんとたくましいことか。

後々知るのだが、そこが地元の人々も寄り付かない「ヘイスティング」と呼ばれる地域の一角であることがわかった。

この道を、毎日通らなければならないらしい。

怖いぜ、マジで。

ただバスに乗っている分には問題ないだろうけどね。

というか、その怖いゾーンから学校まで、二つしかバスストップ離れてないんですけど。

二つと聞くと結構離れているようなイメージを持たれるかもわからないが、バスは小刻みに停まるので、意外に近い。

めっちゃ近所やん。

あとね、なんか、みんな吸ってるね。

日本じゃ吸えないやつ。

すっごい不愉快な匂いがする。

人の目の前で煙を吐かないでほしい。

息を止めてるとはいえ、不愉快極まりないんだから。

無事に学校へ着き、レベル分けしたクラスへ初登校。

私は10段階あるレベルのうち、下から2番目。

悲しいけど、それが私の英語レベル。

全部英語で授業が進められているとはいえ、分からなくなるようなことはなかった。

先生の発音が綺麗なため、非常に聴きやすい。

ホストマザーの英語とは全然違う(笑)

授業も難なく終えると、ようやくバンクーバー探索をする気分になる。

よし、初日の授業も終わったし、少し市内を歩いてみるか。

バンクーバーはカナダに限らず、北米でも重要な港を有している港町の面があります。

この港が多くの雇用を生み出しているのだとか。

やっぱり貿易の要は港なんですね。どこでも一緒ですね。

私の生まれは内陸部なので、港を持っている街が羨ましかったりします。

港を持っていれば貿易ができる。貿易ができるから経済が活性化できる。

その流れとは全く違う形態なのがスイスですよね。

スイスは中欧に位置する小国ですが、かなりリッチな国です。

もちろん周囲に海がありませんので、貿易というよりも税制上のメリット、または高秘匿性のプライベートバンクなどで全世界から資金と企業を集めています。

日本は加工貿易立国ですので、当然貿易で稼いでいます。

ですが将来的には、というかそのようにシフトしつつあるように感じているのですが、日本はスイスのように金融立国になっていくように感じます。

日本の土台は「ものづくり」です。

数字を転がして稼ぐのは不得意なような気がしております。

あくまで主観ですので、怒らないでくださいね。

やっぱり日本人は働くのが何だかんんだ言ってても好きな気がしますから、手に職をつけた職人がこれからも増えていくのではないでしょうか。

なーんていうことを、バンクーバーの港を見ながら思っていました。

すみません、つまらない話をしてしまいましたね。