カナダ文化の面白いところ

 私の趣味は散歩です。これ以上に続いている趣味はありません。別に運動しようと思ってしているわけではないんですけどね。歩きたいから歩いている。ただそれだけです。横浜に住んでいるときは1日に20kmとか歩く日もあったので、こちらに来てようやく生活に慣れたためか、歩きを再開いたしました。

 よく散歩する場所として「Riley Park」という公園周辺を歩いています。「Queen Elizabeth Park」の近くにある公園です。その周辺には野球場もありますし、広場もありますし、大きな施設内にはスイミングプールもありますし、アイスホッケー場もあります。人々が運動するには最高の環境があるんですね。で、私はその周辺の道をよく散歩しているのですが、ガチョウが集団で行動しているのを度々目撃するんですよね。しかもこのガチョウ、一切逃げません。カナダの人々が優しいからでしょうか、かなり接近しても全然動揺しません。肝っ玉が据わっているというか、本当に自然界でやっていけるの? レベルで逃げないんですよね。

カナダで目撃するガチョウ。集団で芝生を食んでいるため、ミチミチと草の引き抜かれる音が響いてきます。

 隣で人々がサッカーを興じていても、お構いなく草を食んでいるその姿から察するに、バンクーバーでは誰も鳥に対して威嚇とかしないんでしょうね。カラスも鳩も逃げませんし。こういうところからもバンクーバーの人々の為人が分かるので面白いです。カナダ文化を感じる風景です。

野生生物はこんな感じです▷http://relife1988.com/wp-content/uploads/2019/08/IMG_6226.m4v

 今日散歩がてら施設内部を訪れてみると、アイスホッケーの試合が行われておりました。カナダではアイスホッケーが盛んだと聞いていたので、生で試合を観れたのは嬉しかったです。日本ではあまり馴染みがなかったのですが、こちらの人々は本当にホッケーが好きみたいです。観戦中もみんな楽しそうに観ていましたし、見ず知らずの人々でも楽しそうに話しながら見てました。ホッケーを観ながら思ったのは、スポーツというのは人と人を繋ぐには最高のコミュニケーションになりうることなんだなということです。野球にしろサッカーにしろラグビーにしろ、それぞれのファンが交流することで分かり合えることもあるんじゃないでしょうか。世界平和だとか崇高なことを言わなくても、ただただスポーツを観戦していれば平和でわかりあえる世界が作られるのではないだろうか、とまた漠然としたことを思ってました。

 ちょっと興味が湧いてきたので調べてみたら、カナダはアイスホッケーで世界ランキング1位なんですね! めっちゃ強いじゃないですか!

 で、我が日本はというと、23位。これから盛り上がってくるスポーツというわけですね。ラグビーみたいにミラクルが起これば日本でも爆発的に人気が出そうと思ってます。観戦していて面白かったですし。

 ですが、現在のアイスホッケー界は厳しいみたいですね。カーリング人気でスポンサーはそちらに流れてるみたいで、存亡の危機にあるみたいです。というか日本で3チームしかないんですね・・・。雪国の地域に根付く貴重なスポーツだと思うので、北海道や日本海側の地域も積極的に誘致してもいいような気もします。カーリングのようにミラクルが起きるかもしれません。その延長線上に自治体側はバンクーバーと姉妹都市結んで人的交流を促せば、産業界にもイノベーションが生まれるかもしれませんし。

 今日思ったことは、アイスホッケーは日本では起爆剤になりうる。完全に主観でしかありませんが、スポーツは何が起きるのかわからない底力がありますから、あながち的外れな意見でもないような気がします。カナダ文化から日本が学べることは本当にたくさんあるので、少しずつでも発信していければと思います。

少しだけ見えてきたこと

 バンクーバーに来てみて改めて想いを深めたことがあります。

 それはうまく言葉にする自信がないのですが、「一歩」を踏み出せない人たちの手助けをしたいという想いです。

 何を隠そう私自身がその「一歩」を踏み出すのにとても苦労した一人であります。人生と広く括ってしまうのも大袈裟かもしれません。それでも人生という言葉を使って言えば、それを変えるのは本当に本当に大変です。

 例えば会社に勤めて色んな国に行ける人がいるとします。当然その人自身は高校時代や大学時代に自分自身を高め続けてその地位に辿り着き、その果実を手にしているところだと思います。また、法律を勉強して弁護士や検事、裁判官になった人たちも同様に相当な苦労をされてそこまで辿り着いたのだと思います。またある人は医者になるべく勉強に精を出し、その立場にいるのだと思います。

 あらゆる人たちは何かしらの職業に就いています。どんな職業も社会にとって不可欠な仕事であり、どれも尊いものです。どれが良い、悪いとかではなく、どれも社会にとって必要不可欠なものばかりです。

 さて、そんな尊い職業に就いた人たちのなかには、己を振り返った時に、歩んできた道とは違う道へ進もうとする時がきたりします。現状に満足していたり、夢である道に進んでいる人にはおそらく訪れないであろう瞬間です。自分の適性と違うと思ったり、または運良くやりたいことが見つかったり、はたまた職場の環境に嫌気がさして転職を決意したりする人もいるでしょう。

 何を隠そう、私もそうなのですから。実を言うと何度も何度も環境を変えてきました。ええ、そりゃもう納得のいくまで。

 色んな国に行ける人が地の果てまで飛んでいけることというのは、実を言えばそれほど大変なことだとは思っておりません。なぜなら、飛行機は毎日定刻通りに出発していますし、会社の方から行けと言われたら誰だって行くものだと思っているからです。そこに私情を挟む余地はありません。もちろんですが、これらのことを否定しているわけではありませんので、怒らないでくださいね! 会社に課せられたノルマや目標達成のために精神的に疲弊している人がいることも知っていますので、あくまで意見の例として書かせていただいております。

 ところが、自分自身の人生を変えようと思った時、会社は協力してくれません。それどころか、辞めないでくれと説得されることでしょう。時には嫌味を言われることもあるかもしれません。その前に「辞める」と「決心」するには、自分で自分の気持ちに向き合わないと決断できないものです。明確に「辞める」と決心し、上司にその旨を伝えるのは、それはそれは大変エネルギーを使うものです。ええ、私は何度も経験ありますから、その気持ちがよーくわかります。その方法は本屋に行って見つかるものではありませんし、ましてやネット上のどこにもありません。なぜなら、根本原因は自分自身の中にしかないからです。

 バンクーバーにいると、ふとこんな問いをしてしまうものです。「何のために私はここにいるのか」と。答えは二つあります。

一つは「自分の人生を根本的に変えるため」であり、

二つ目は「これらの経験を社会、人様に還元すること」であります。

 カッコつけ過ぎてて、聴く人が聞いたら鳥肌ものでしょう。でも私は結構マジでこんな中二病的なことを思ってたりします。私は自分の幸福というものにさほど興味がないのです。これは人から理解されないことなので、リアルの世界では絶対に口に出さないことなのですが、私の心の持ちようとして、

「公」>「私」

に重点を置いていたりします。故に、今までの人生の選択も、自分を高めることは必ず社会に還元できることであるか、を意識して選択してきました。そして選択してきて思ったことは、どれもこれも最終的には社会に還元されていくということです。どんな些細な仕事も、会社なりそれを必要とする人を通して社会に還元されてゆきます。それが仕事ってもんです。

 ですから、私のここでの経験が、誰か人様の役に立てれば良いなと思っています。そしてここで学んだことは必ず日本に持ち帰って、何かしら還元していきたいと思っております。

 なんでこんなことを言ったかと言えば、私が今一番できることとして「一歩」を踏み出す人たちに勇気を与えることをやるべきなのではないか、と思い立ったからです。「いつかは」と思いながら行動しても、結局その「いつかは」は永遠にやってこないことは、私の今までの人生で経験済みです。ですから、せっかくこのようなブログ媒体を作成しましたので、この場で何かできたらいいなと思っております。

人それぞれに夢がある

カナダに来てから1ヶ月は気持ちに余裕がありませんでした。日本ではないバンクーバーの生活に慣れないといけない、という気持ちが強かったからです。

毎日が英語の勉強で、学校が終わったらすぐに家に帰ってまた勉強、みたいな日々を送っていました。

ところがここ一、二週間は、それらの日々に対する反動が沸き起こっています。

まず一つ挙げられることは、英語環境から逃避するような行動を取るようになったことです。英語がわからないというストレスもあってか、気軽に情報を仕入れられる日本語に触れる機会がぐんと増えました。ネットに繋げば日本語に触れ、休みの日となればYouTubeで日本の面白いコンテンツを眺める始末。気晴らしの音楽だって全部日本のアーティストです。それが悪い事ではありませんが、英語を学びにバンクーバーまで来たのに、日本にいる時と同じようなルーティンに戻っている事に悔しさを覚えるのです。

なんか気負っていた反動が大きすぎて、英語を勉強する気にならないような毎日を送っていました。

それでも当然バンクーバーという街そのものが英語環境ですから、道ゆく人々は当然英語を話しています。

もう少し気負わずに取り組んでいこうかなと思っている次第です。

こちらでできた日本の友達とバーに行ったり、

パブに行ったりしました。やはり人間、気晴らしって必要なんですね!

というよりも英語を学ぶ最大の理由が人と人とのコミュニケーションなんですから、もっと街で人と話すべきだとは思っています。

ですけど、私はシャイな性分なので、なかなか話しかけることもできませんし、躊躇いの日々です・・・。

学校でできた韓国人の友達は、私と同じ1988年生まれ。

やはり同い年というのは特別な繋がりを感じるもので、彼とは学校終わりにラーメンを食べに行く仲です。

そんな彼の夢というのがこれまた大きくてパイロットなんだそうです。

日本でパイロットというと物凄く敷居の高い職業ですが、ここバンクーバーではお金さえ払えば誰でも学べるような気軽さがあるようです。特にバンクーバーはパイロット養成のレベルが世界的に高いらしく、世界中からパイロット志望者が集まります。彼もまたその中の一人というわけです。

すごいですよね。彼もまた31歳からパイロットという夢を現実のものとするべく、毎日学校に通って英語を勉強しているのです。

バンクーバーに来て思ったことは、人それぞれバックグラウンドは違えど、人生を変えたいと本気になっている人が多いということです。特に20代後半から30代の人に多いですね。

当然15歳とかすごく若い人も学びに来ています。私の年齢の半分の子たちですよ・・・。しかも私よりもクラスが上だったりします・・・。そんな彼らの柔軟な頭脳が率直に羨ましい・・・。

いろんな人が集まる街がバンクーバーという街であり、そんな人たちがバンクーバーという文化を創っています。

私もそのうちの一人として、前向きに生きてゆこうと思います!