やっぱりスカイライナーで行こう

日本時間 2019年7月7日(日)AM 05:09

雨降りしきる中、夜行バスは私を上野の街へと解き放った。

さて、とうとう始まるのだな。

私の新たな人生が。

10分ほど雨に打たれ、ようやく京成上野駅へと到着。

料金表を見ると、なるほど、成田第1ターミナルまでは1,030円とある。

で、券売機でいざ切符を買おうとすると、料金が違う。

ちょっと高い。

なんか料金違くね?

スカイライナーってやつに乗らなければ成田空港まで行けないんだよね?

と思いつつ、スカイライナーの乗車券を購入する。

御察しの通り、私はこの段階でかなりボケている。

外人さんがたむろしている場所があった。私は何とは無しにその横を通り抜ける

乗車入り口へ向かうと、普通線の案内があった。

うん?

もしかしてあれか?

普通線でも成田空港まで行けるの?

ここでようやく事態を理解した。

14:15分の台湾行きの飛行機に乗る私は、時間に余裕があるため普通線の切符に変えてもらうことにした。

だってお金がもったいないじゃん!

で、駅員さんにその旨を伝えると、窓口で返金手続きができるとのこと。

窓口ってどこよ…

と彷徨っていると、目の前に酔っ払っているであろうおじさんが喚き散らしながら床でジタバタしていた。

おいおい…

倒れた人は駅員さんにお任せし、窓口を探す。

すると、あった。

さっき外人さんがたむろしていた場所だ。俺は海外の人よりも日本の駅事情に疎いらしい…

というか、いつのまにか結構な列になっていた。ものの5分の間にである。

私も急いで列に並ぶ。

5分もすると、窓口が開いた。

当然、外人さんはスカイライナー券をどんどん買っていく。

あれ?

もしかして成田空港に行くには、みんなスカイライナーでいくんじゃね?

そんな集団心理が働き、私は自分の番が目の前に差し迫った時に、列から離脱した。

やっぱりスカイライナーで行こう。

切符をキャンセルしたいと相談した駅員さんの目の前で切符を入れるのが忍びなく、駅員さんの目の届く一番遠い入り口から切符を入れて駅ホームへと入る。

仕組みはわからないのだけれど、なんかパソコンの画面みたいなやつにスカイライナーの切符でエントリーしたの把握されているんだろうなぁ…と思うと、私は初っ端から何を狼狽えているんだろう、と虚しさを覚えるのでした。

いざ、留学地カナダへ


私は焦っていた。

海外なんて初めてだから。

液体を持ち込めないということも知らずに目薬を買ったり(あとで知ったが、機内に持ち込まなければOKらしい)したものだ。

機内には、7kgまでしか荷物を持ち込めないらしい。

ヤバイと思い、支度を整えたリュックを持ち上げてみる。

ヤバイ!

これは7kg超えているんじゃないか!?

一人パニックになる私。

それもそうだ、夜行バスに間に合うように出発しなければならない。

残された時間は1時間だ。

あと1時間で支度を整えなければならない。

「7kgって、なんだー!」

と、重さ加減がわからずにいると、子供の夏休みで実家に帰省していた姉から、飼い犬であるプードルを渡された。

「この子、6kg」

渡されて抱き上げると、なんだか軽い。

6kgって、こんなに軽いのか?

やっぱりリュックは7kgを超えているかもしれない…

「抱いているから重さが分かんないんじゃない?」

そう言われ、

「なるほど」

とリュックの中身を全て出し、プードルをリュックに入れて持ってみた。

「重いかも!」

そうして、7kgの壁を超えたのだった。